初心者向け!ボートレースの基本② ~決まり手編~

『ボートレース』

皆さん、こんにちは、こんばんは、おはようございます。
貴也@サラリーマンボートレース愛好家です。
今回は、ボートレースにおける決まり手についてお話しします。

①決まり手って何?

ボートレースにおける決まり手とは、1着になった選手がどのようなパターンでそのレースに勝利したかを表すものです
競馬における「逃げ」や「差し」と同様です


ボートレースにおける決まり手は全部で6種類あります
「逃げ」「差し」「まくり」「まくり差し」「抜き」「恵まれ」です
それぞれの決まり手を理解することで、そのレースにおける展開の考察が非常にやりやすくなるので、覚えておきましょう

では、1つずつ解説していきましょう

・逃げ

「逃げ」とはインコースの選手が一番初めに1マークに到達し、そのまま最後まで1着でゴールする決まり手です
ボートレースではこの「逃げ」による決まり手が一番多いです
逃げの確立が低いレース場でも半分ほど、多いレース場では7割近くも逃げが決まり手となります
ボートレースは水面を左回りで周回する特性上、インコースが有利なのは間違いないですからね
舟券を考察するうえでは、そのレースでインコースが逃げるのかどうかという観点から考察を始めるのが基本になります

・差し

「差し」とは2コース以降の選手が先に1マークを回っている選手の内側を通って抜かしていく決まり手です
主に、2コースや4コースから決められるパターンが多いです
先に回っている選手のボートが起こした波の上を越えていくため、船の出足(減速してから再度加速するときの勢い)や旋回技術が必要になる決まり手です

・まくり

「まくり」とは2コース以降の選手が1マークを回っている選手の外側を勢いよく抜かしていく決まり手です
主に、3コース、4コースから決められる決まり手です
先に回っている艇の外側を回っていくので、スタートが早く、スリット後の伸び(勢い)や勢いが付いた中で回っていく旋回技術が必要になっていきます
なお、2コースの選手がまくりに行った場合は、「直まくり」と呼ばれます
豪快な展開になるためファンに好かれる決まり手です

・まくり差し

「まくり差し」とはまくりにいっていた艇が途中で差しに切り替えてそのまま抜かしていく決まり手です
主に3コースや5コースから決められる決まり手です
まくりの要素であるスリット後の伸び、差しの要素である波を超える出足、旋回の隙間を見つける技量など、非常に難易度の高い決まり手です
まくり差しのうまい選手は勝率もグンと高くなると考えられます

・抜き

「抜き」とは1マークを2番手以降で旋回した選手が、その後の道中で前の艇を抜かし1着になってゴールする決まり手です
舟券考察の上では、展開を読むことが難しい決まり手ですが、スタートは遅いけど旋回技術がある選手などは道中で前の艇を抜かしていく可能性が高まるので意識してもいいかもしれません

・恵まれ

「恵まれ」とは1マークを2番手以降で旋回した選手が、前にいる艇のアクシデント(フライング、転覆など)により、1着となりゴールする決まり手です
これは、舟券考察の上では、絶対に予想できません
というか、予想しちゃだめです(笑)
「この艇は転覆しそうだから外の選手にチャンスあるぞ!」なんて考えませんよね?
恵まれが出ちゃったら諦めましょう
ちなみ、恵まれの場合は予想だにしない着順になるので万舟の確立が高いです
当たったらラッキーと思いましょう

②決まり手を知ることで何がわかる?

以上が、各決まり手の特徴です

それぞれの決まり手を知ることでどのようなメリットがあるか
それは、レースにおける展開考察ができるようになることです

・インコースの選手が逃げるのかどうか
・2コースの選手は差せるかどうか
・3コースの選手はまくれるかどうか
・5コースの選手はまくり差しが入るかどうか

などなど、決まり手を知ることで、各艇の選手がどのように動いてくるかが予想できるようになります
そうすると、舟券の的中率も上がり、ボートレースを見ることも楽しくなります!
皆さんも、決まり手を理解して、よりボートレースを楽しみましょう

競艇予想のレジまぐ

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